2019
21
Sep

礼文島での日々

♯6 礼文島に赴任早々、仕事が「鮭の稚魚の放流」だった話

おはようございますーーーーーーーーーー!!!




先週あたりから礼文島唯一のコンビニ、セイコーマートに少年マガジンが並びません。

どうしたのでしょうか?僕は一生マガジンが読めないのでしょうか?

ダイヤのAの轟と天久の対決はどうなったのでしょうか?




気になって夜も眠れません。どうも、ひさみつです。






さて本日は昔話。

僕が4月に礼文島に赴任したばかりのころのお話です。





さて、4月の礼文島といえば、、、




こんな感じで雪が残っていて



湖も凍っています。


日本最北の離島の雪解けは遅く、4月の中旬くらいまでは雪が残っています。






一方で





ミズバショウ
ふきのとう

雪解けを待っていたかのように春の植物が次々に姿を現し始めます。





平均気温は4〜7℃

流石にマイナスまではいかないものの、ストーブが必要なくらい寒い日もあります。







さて、4月の僕といえば

札幌から300kmの距離を移動して

礼文島に来たばかりでした。






仕事も看護師から観光業に変わりました。




(インシデント起こさないかな・・・)

(ちゃんと島に馴染めるかな・・・)

(自分に仕事が務まるのだろうか・・・)

(ここでもうまくできなかったらどうしよう・・・)






と不安な気持ちでいっぱいでした。





看護師からの転職は僕にとっては望んだものではなく、本音をいえば札幌の仲間たちと一緒に3年目に上がりたかったのです。









(そうだよ・・・)

(自分は看護師からも自分自身からも逃げたんだ・・・)

(きっとまた失敗する。うまく働けなくて、みんなに迷惑をかけるんだ・・・)









(ちゃんとしなきゃ・・・)


(ちゃんとしなきゃ・・・・・・)


(ちゃんとしなきゃ・・・・・・・)








額に流れた汗が冷たかったのはきっと礼文島の寒い気候のせいじゃなくて。




胸に拍動が止まらなくて息が苦しいのは、新天地へのワクワクなんかではありませんでした。










そんな不安に駆られながら職場に行きました。





(どんな仕事を頼まれるんだろう・・・)

(採血でも抹消点滴静注でもどんとこい!!っていや、それ看護師だし!!)

(え?看護師の仕事できなかったら自分って何もできなくね?)

(それどころかまともな社会経験もないし・・・)





そんな思考が頭の中を走り回り、口から泡を吹いてアワアワ言っていると。。。。




👱‍♂️「おう〜よく来たな〜。初日で申し訳ないけど、あんまり仕事がないんだぁ〜」

👱‍♂️「ちょうど港で鮭の稚魚の放流をしているみたいだから、それ見に言ってけれ〜」







・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・んん??





そうして言われるがままに車に乗せられ、向かった先では・・・




うおお!!
海めっちゃ深い!!

そしていけすでか!!!





漁師さんと一緒にいけすに稚魚を入れるのを手伝ったりしました。




このいけす、海に浮いているだけだから、乗るとめっちゃ揺れる!!

ひいい!!カメラ持ってるんや・・・


落ちたら終わり・・・・





そうしてなんとかいけすにたどり着き




小さい!!!

鮭の稚魚ってこんなに小さいんだ!!



大きく育つんだよぉ^^






ふと海の方を見ると利尻富士が見えました。

まだ4月なので山頂付近には雪が残っています。











礼文島は漁師さんの島。たくさんの漁師さんが暮らしています。




こうして町の役場とも連携しながら、一緒になって島の産業を支えているんだなあ。

後から聞いた話ですが、70歳を超えても現役の漁師さんはたくさんいて、元気な高齢者が多く暮らしているそう。

僕が今までいた世界では、会社に勤め上げて定年して退職。のような流れで生きている人が多い印象だから、現役の高齢者がたくさん生活しているのは漁業の島ならではの地域の強みだなあ。

漁師さんも役場の人たちも、人口2500人の礼文島の中ではお互いに支えあいながら生活しているように感じました(保健師目線)






そんなことを考えていたら、新しい仕事への不安もどこかへ吹っ飛んでいました。





そして礼文島の島民がみんな優しくて、すれ違ったら自然に挨拶もするし、なんだか暖かい雰囲気を感じます。








・・・そうだよ。


僕は今、この島にいる。


看護師でも保健師でもなく、観光業に携わるものとして。







新しい環境。何ができるかはわからないけど、今自分にできることを全力で頑張ろう。




そんなことを考えた早春の礼文島。




僕の礼文島での生活は、ここから始まったのでした。






 
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