2019
10
Oct

礼文島ブログ

♯21 いってらっしゃい

以前のブログで、

礼文島にあるバカユース(褒め言葉です)

桃岩荘についてお話しました。




この桃岩荘、実は1年の中で6月〜9月の4ヶ月間しか営業していません。



つまり9月の月末で閉まってしまいます。





僕が勤めている観光案内所では、

毎日のように桃岩荘のお見送り、お迎えが聞こえていました。


👱‍♂️👱‍♀️「いってらっしゃーーーーい!!」

👱‍♂️👱‍♀️「いってきまーーーーーーす!!」


島を出る人を見送るときに、「さよなら」でもなく、「また会おうね」でもなく、

「いってらっしゃい」

「いってきます」

というのが、なんだか暖かく感じます。



もしかしたら

もう会うことはないかもしれないけど、

また会いたい人たち。




もう会うことはないかもしれないけど

この島で一緒に過ごした時間は確かに存在していた。



だから、いろんな感情を込めて

「いってきます」

「いってらっしゃい」


っていいます。








今回は、少しだけ時間を遡り


桃岩荘が閉所を迎える時のお話をしようと思います。




僕は、桃岩荘が運営している喫茶店、

BEN &JOE HOUSE に来ていました。

BEN &JOE HOUSE は桃岩荘の女性ヘルパーが交代交代で運営しています。




愛称は「べんじょ」です笑




名物は「カルチチ」


この右の白い飲み物です。

カルピスを濃くて甘みを増したような味なんだけど、とっても美味しい^^


この時はピザトーストと一緒に注文しました。




ワッフルセットを売っている日も。




この日はBEN &JOE HOUSEの2019年最終日でした。



そのため、普段は交代交代で出ているヘルパーさんが集まったりと、お祭り騒ぎになっているのでした。






桃岩荘は、ヘルパーと呼ばれる人たちが運営しています。





受付のたいちさん
ゲスの極みが好きなゲス子さん



ヘルパーとは、簡単にいうと

「お給料がない(少ない)が、

宿の手伝いをすることで、

宿に滞在することができる人たち」のことです。




全国的にこうして

ヘルパーとして人を雇っている宿が多く存在しています。



これも僕は、桃岩荘にきて初めて知りました。




この時の僕は、人生って

正社員になって一つの会社に長く勤めるような生き方が正しい。

とまでは行きませんが、

少なくともそれが一番

社会的に褒められる生き方だと思っていました。












だけど、実際に桃岩荘でたくさんの人たちと出会って、

いろんな人生経験をしている人たちや、

いろんな想いを持って桃岩荘に来ている人たちと出会って





(あ、人生って「こう生きなきゃいけない」なんてものは存在しないんだ)




と気づいたきっかけになったのが、

このヘルパーさんたちなんですよね。


ここで全員は紹介しきれないけど、

ホスピタリティと笑顔と元気に溢れるヘルパーさんが

たくさん働いています。








そんな桃岩荘も、9月の最終日で閉所を迎えました。



10月1日の朝、2019年最後のホステラーさんを見送るために、

たくさんの人が港に集まりました。




フェリーに乗る前から手を振り続けます



お互いにかける言葉はもちろん。


👱‍♂️👱‍♀️「いってらっしゃーーーい!!」

👱‍♂️👱‍♀️「いってきまーーーーーす!!」



こうして、桃岩荘の2019年の営業は幕を下ろしました。



そしてその数日後


ヘルパーさんたちが、

一人、また一人と、島を後にします。




ヘルパーのおけらさん



2019年桃岩荘に関わった全ての方々へ、

4ヶ月間お疲れ様でした^^



僕はこれから、みなさんがいなくなった礼文島で冬を超えます。



色々と伝えたいことはありますが、一言にまとめようと思います。




いってらっしゃい!!!!



 

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